看護師のやりがいと現実

看護師に向いてないのではと思ったこともあったけど
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看護師に向いてないのではと思ったこともあったけど

母が看護師だったから

内科に3年、小児科に5年、地元の総合病院で働いている30代女性看護師です。私が看護師になろうと思ったきっかけは、母です。母も看護師をしており、いつも明るい母は仕事が生きがいでとても楽しそうな人生を送っている感じでした。私はそんな母を見ていて、自分も看護師になって沢山の患者さんの笑顔が見たいと思うようになり、看護学校に進みそのまま地元の病院へ就職が決まりました。

上手くできないことで落ち込んで

実際に看護師として働き始めたときは、どうしても上手くできなことなどもあり、自分は看護師に向いてないんじゃないかと悩んだこともあります。小児科に配属になったばかりのときは、真剣に辞めようかと考えました。子どもの点滴なので血管が分かりづらく、泣きわめく子どもに早く点滴の注射をしなければという焦りと、最初の慣れない環境の中で失敗しました。刺す場所が上手くなかったので腕がパンパンに腫れる事態になってしまったのです。親御さんからどうなっているんだというお叱りを受けて、とても気分が落ち込み、もう私には向いていないし、正確性がないから辞めたいと思ってしまいました。

同期の友だちが自分の悩みを打ち明けてくれて

そのときは本当につらくて、同期の友だちに相談しました。その友だちは、実は私は血を見ると気分が悪くなる、という看護師としては衝撃的な告白をしてくれたのです。努力はしているのだけれどもどうしても血を見ると一度固まってしまうということを、逆に相談されました。誰にでも欠点はあるし、苦手分野はあるということを教えてもらいました。おかげで、気持ちがすごく前向きになりました。母親に相談してもやはりベテランの意見が返ってきます。まだまだ半人前の私に、励ましの言葉や私もそうだったという話をしてくれます。同期に話すと、悩んでることが一緒だったり共感してくれたりで、とても心強い味方だなと感じました。

失敗を自分の成長に変えていければ

看護師はロボットではなく人間なのだから、誰でも失敗するものです。そして失敗するほどに経験値を上げていくのです。失敗を恐れて何もしないよりも失敗して、失敗したことを自分の確実な成長としていけば、信頼性もできて自分への自信へとつながるはずです。私自身、まだまだ半人前の看護師で、向いてないと思うことはいまもあります。けれど、患者さんと関わることで勇気をもらったり元気づけてもらったり、楽しいことの方が多い毎日なのでいま頑張れています。
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